無産ダイアリー

無産メンヘラコミュ障懐古ニートガチ勢のチラ裏

【レビュー】映画 こんな夜更けにバナナかよ

単刀直入に言うと嫌い
頑張って最後まで見たけど何度も途中で切ろうかと思った
否定的なレビューなので文句ある人はブラウザバックしてくれ

 

鹿野(演:大泉洋
障害者だからって我儘・傍若無人に振る舞いすぎ
「そうして振る舞わなきゃボラが集まらなかった」と台詞があるが、もっと謙虚に生きても面倒見てくれる人はいたはず

途中辞めた一般男子学生の反応は至って普通だろう
鹿野さんに同情・共感できると思う人、それはあくまで大泉洋が演じてるから・あくまで映画だから。であって、現実に冴えない面で終始あんな態度の障害者相手だったら最期まで面倒見ようと耐えられますか?
って言うと我ながら性格悪いとは思うけど、鹿野さんの無礼さだってこのぐらい酷いよな

 

美咲(演:高畑充希
ビッチ

 

田中(演:三浦春馬
本作の被害者であり聖人
元は根っからの良心で鹿野に尽くしていた
美咲に嘘をつかれ付き合う→その後、美咲はすぐ鹿野になびく(田中くんからすれば寝取られ状態)
不仲な父親を説得してまで再び鹿野の為に尽くすも、病院から勝手に逃げだす鹿野
これだけ振り回されれば終盤邪険な態度になってしまうのも無理はない

 

映像作品として、鹿野を始め障害者キャラがみんな流暢に喋りすぎ
それも相まって所謂実話ドキュメンタリーを見るような同情の眼差しではこの作品を見れなかった
大泉さんを始め演者さんの演技を責めてるわけじゃないです。難しいお芝居だろうしそりゃ限界があるとは思う。

 

強いて心に響いた点を挙げるなら
母親の気持ちと母親に対する鹿野の本音
ここは純粋に共感した

 

洋ちゃんファンの中にはこの作品をしあわせのパンとかぶどうのなみだに近い系統の感動モノとして好意的に受け入れてる人も一定数いそう。河野くんも久仁ちゃんも出てるしね
だが俺にとっては別物
北海道の大自然の映像を使っても誤魔化しきれない不快なお話だった

 

本当はいつも通りレビューサイトに書こうと思ってたんだけど、思いの外そっちでは好意的なレビューまみれだったので今回はこっちに